四季折々の魅力があふれる東京では、春の桜、夏の花火や祭り、秋の紅葉、冬のイルミネーションなど、一年を通じて様々なイベントが開催されています。次に東京を訪れる際は、是非、季節ならではの行事を組み入れて、旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?本記事では、季節ごとに東京で楽しめる夜のイベントを紹介します。
春は美しい花々を鑑賞する
3月下旬から4月上旬にかけて、東京はお花見の季節を迎えます。皇居のお濠沿いに位置する千鳥ヶ淵や、中目黒を流れる目黒川沿いなど、東京を代表する桜の名所ではライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な美しさを楽しめます。週末は特に混み合うため、平日の夜を狙ってみるのもいいかもしれません。
桜が散り始める4月中旬以降も、東京の夜は花で彩られます。「亀戸天神」では、例年4月中旬から下旬にかけて藤のライトアップが行われ、薄紫色の花房が幻想的に浮かび上がります。

迫力ある花火と夏祭りを楽しむ
7・8月の東京といえば、花火と夏祭りの季節。「隅田川花火大会」や「神宮外苑花火大会」をはじめ、都内各地でさまざまな花火大会が開催されます。浴衣姿の人々が行き交う光景も日本の夏ならではです。
夏祭りでは、射的や金魚すくいなどの定番の遊びや、焼きそば、かき氷などの屋台が出店します。やぐらを囲んで踊る「盆踊り」も夏の風物詩の一つです。例年8月15日を中心に行われる「深川八幡祭り」は3年に1度「本祭り」として盛大に開催され、50基を超える大小のみこしが下町を練り歩きます。また、徳島の伝統芸能を東京で楽しめる「東京高円寺阿波おどり」も注目です。

夜空に浮かぶ月と紅葉、
そして酉の市を訪れる
秋のはじまりは、9月中旬から10月上旬ごろに訪れる、日本の月見行事「十五夜」から。秋の澄んだ空気の中で美しい月を鑑賞する、特別な夜です。ススキを飾り、団子や季節の果物を供えて月を眺める風習をぜひ体験してみてください。
11月には、東京の各地で商売繁盛や開運を願う祭り「酉の市」が開催されます。昼間から活気にあふれていますが、提灯や照明で照らされる夜に訪れるのもおすすめです。縁起物の熊手を求めて多くの人が訪れる、東京の秋ならではのお祭りで、浅草の「鷲神社」や「長國寺」、新宿の「花園神社」などが有名です。
また、11月中旬から12月上旬にかけて東京の公園や庭園の木々が紅葉し、鮮やかに色づきます。文京区に位置する「小石川後楽園」や「六義園」は紅葉の名所として知られています。神宮外苑のイチョウ並木のライトアップも秋の風物詩です。

冬の街を彩るイルミネーション、
そして新年を迎える
冬になると東京の街はイルミネーションで輝きます。東京駅に隣接する丸の内周辺や、ショッピングスポットとしても人気の表参道が有名で、クリスマスシーズンに最高潮を迎えます。
大晦日から新年を迎える元日にかけては、日本ならではの特別な体験が待っています。「明治神宮」や「浅草寺」など、東京を代表する神社や寺院では、年越しに合わせて多くの参拝者が訪れ、これまでの無事の感謝と新年の願いを込めて手を合わせます。
2月から3月にかけて、桜の前に梅の季節が到来します。例年「梅まつり」が開催される「湯島天満宮」や、都内有数の名所として知られる「池上梅園」では、夜間にライトアップが行われます。白や淡いピンクの梅の花が光に照らされる様子は、冬の終わりを告げる幻想的な風景です。


